中小企業は●●なくして改革なし

日付
2018/04/24
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 新年度を迎え、新たに社員を迎え入れたり、
 プロジェクトを立ち上げたり、
 方針を社員の方々に発表した方も多いのではないでしょうか?

 経営コンサルタントという仕事柄、
 事業承継・後継者について、業績や資金繰りについて、
 管理者のマネジメント力について……など、
 日頃から様々な経営課題に関するご相談をいただきますが
 「どうすればスムーズ・計画的に改革が進むのか?」といった
 ご相談も非常に多くいただきます。

 今回は多くの企業で
 社長・幹部・社員の方からお話を伺う中で感じた
 “改革がスムーズに進む会社とそうでない会社の違い”を
 お伝えいたします。

 稲盛和夫氏の提唱した『人生方程式』は、
 多くの方がご存知かと思います。

 人生・仕事の成果 = 熱意 × 能力 × 考え方(-100~100)
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 この方程式のポイントは、
 考え方がマイナスだと成果もマイナスになってしまうことにあります。

 マイナスの考え方を持っていると、
 能力があればあるほど、熱意が強ければ強いほど、
 大きなマイナスになってしまうのです。

 私なりの見解ですが、
 これを中小企業の成果を求める方程式として置き換えてみると
 下記のようになります。

 成果 = 戦略 × 仕組み × 経営陣と社員間の信頼(-100~100)
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 つまり、どんなに優れた戦略や仕組みがあったとしても、
 経営者・経営幹部と社員の間に信頼が欠如している場合、
 戦略や仕組みを導入すればするほど
 大きなマイナスになってしまいます。

 当然、信頼が欠如しているマイナスの状態では
 何を導入してもうまくいくはずもなく、
 それがさらなる社員の反発や不平不満を生み、
 ますます悪化していく……という負のスパイラルに陥るのです。

 「色々取り組んでみたが、
  なかなか思うように進まない……。」

 「毎年色々な方針を掲げるものの、
  いつも尻切れトンボで終わってしまう……。」
 

 このように感じている方は、
 今一度、改革の前提条件となる【経営陣と社員間の信頼】に
 着目してみてはいかがでしょうか。