御社は“ダメダメKPI”になっていませんか?

日付
2019/08/06
カテゴリ

 期首に作成した経営計画……。

 立派な計画と方針、そのための単年度目標とKPI。
 「よし、これで今期は目標達成して決算賞与を支給するぞ!」と
 走り出したものの、なかなか成果につながらず目標未達で今年も着地……。

 このようなことはありませんか?

 今回はある書籍を紹介いたします。
 ぜひ御社の幹部・リーダー層の皆様に読んでいただきたい書籍です。
 
 移動中の機内で一気に読破してしまうほど面白く、
 頭の中の整理ができた一冊です。

 *───────────────────────*
 『最高の結果を出すKPIマネジメント』
  中尾 隆一郎:著/フォレスト出版
  https://amzn.to/2GJ3C5x
 *───────────────────────*

 著者の中尾氏は、KPIマネジメントのプロフェッショナルで、
 10年以上リクルートグループの社内講師として
 KPI教育をされていた方です。
 非常にわかりやすく、すらすらと読んでいただけると思います。
 自社に当てはめながら考えていくと、
 とても効果的です。

 ───────────────────────────
 [1] KGI(Key Goal Indicator)
:最終的に到達したい重要な数値目標

 [2]CSF(Critical Success Factor)
:成果を出すために最も重要な成功要因(プロセス)

 [3] KPI(Key Performance Indicator)
:最も重要なプロセスの中の目標数値
 ───────────────────────────
 
 上記はKPIマネジメントにおいて重要な項目となりますが、
 御社の幹部・リーダー層の皆様は
 きちんと理解・整理できているでしょうか?
 部下にきちんと説明できているでしょうか?
 そして、体系的にとらえられているでしょうか?

 御社のKPIは、ダメダメKPIになっているかもしれません。

 本書籍では、正しいKPIのとらえ方、実際の作成手順、
 およびマネジメントの際の注意ポイントなど、
 現場でよくある事例をもとに説明されています。

 非常に重要なポイントがKPIの見極め方、
 そして要素の因数分解です。

 ┌──────────────────────────────
 │例)売上目標に対し5,000万円未達の予測。対策を検討する。
 ├──────────────────────────────
 │売上=営業量×成約率×平均単価(正価-値引額)×手数料率
 └────────────────────────────── 

 自社の強み・戦力・CSFなどを加味した上で、
 どの要素をどれだけ改善して目標に対する不足分を埋めるか?
 『目標を達成させるための信号』がKPIです。

 NBCが推奨するクラスター経営(労働分配率経営)も
 KPIマネジメントの手法です。

 ┌──────────────────────────────
 │例)小売業の労働分配率
 ├──────────────────────────────
 │ 
 │         人件費(平均給与×スタッフ数)
 │労働分配率=───────────────────────×100%
 │      限界利益(客数×購買率×客単価×平均利益率)
 │
 └──────────────────────────────  

 労働分配率を維持した上で、
 スタッフの平均給与を上げるためには、
 限界利益も改善しなければなりません。
 (平均給与を10%上げたいのであれば、
  分母のいずれかの要素も10%改善すればよい。)

 そのために、KPIを見極め、
 改善目標を設定し、具体的な活動内容を立て、
 PDCAサイクルをまわしていく……。

 因数分解を行うと、さまざまな要素にわかれますが、
 私がクラスター経営(労働分配率経営)を導入・推進する際は、
 下記の順で優先度を決めています。
 ──────────────────────────────
 ①外部要素の前に成果が出やすい内部要素に目を向ける。

 ②成果=量×質だが、量の改善から進める。
  (最初から質の追求をしても成果は出にくい。)

 ③他部門の影響がない要素に取り組む。
  (どの部門が成果に貢献したかを明確にする。)
 ──────────────────────────────

 御社の幹部・リーダー層の皆様には、
 このような思考回路を持っていただきたいと思います。
 それが目標達成、ひいては部門・部下を成功に導く鍵となります。
 
 「KPIの設定がこれで良いのか不安。」
 「一生懸命取り組んでいるが、目標はいつも未達。」
 「目標や数字が多すぎて迷子になっている。」

 そのような方は、ぜひご一読ください。

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