目的をどこに置いているか?

日付
2020/01/15
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 この年末年始の休暇を利用して
 マクドナルドの創業者(とされる)レイ・クロック氏を描いた
 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』という映画を見ました。

 実話に基づく作品で、下記のようなストーリーになっています。
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 1954年アメリカ。
 52歳のレイ・クロックは、
 シェイクミキサーのセールスマンとして中西部をまわっていた。
 ある日、ドライブインレストランから8台ものオーダーが入る。
 どんな店なのか興味を抱き向かうと、
 そこにはディック&マック兄弟が経営するハンバーガー店
 <マクドナルド>があった。

 合理的な流れ作業の“スピード・サービス・システム”や、
 コスト削減・高品質という革新的なコンセプトに勝機を見出したレイは、
 壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、兄弟を説得し、契約を交わす。

 次々にフランチャイズ化を成功させていくが、
 利益を追求するレイと、兄弟との関係は急速に悪化。

 やがてレイは、自分だけのハンバーガー帝国を創るために、
 兄弟との全面対決へと突き進んでいく……。

 出所:『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』公式ホームページより
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 以前、同氏の自伝である
 『成功はゴミ箱の中に』という書籍を読んだ時と比べると、
 レイ・クロック氏に対する印象が大きく変わりました。

 書籍を読んだ時は「やはり成功する人はすごい」と思ったものですが、
 映画を観た感想は「こうまでして成功したくはない」に変わりました。

 映画で描かれているレイ・クロック氏は、
 (職に困っている夫婦に職を与えて
 温かい目で見守る姿なども表現されていますが)
 欲しい物は手段を選ばず手に入れ、抵抗勢力は徹底的に排除、
 目的のためなら平気で嘘もつく野心家でした。

 もちろん、映画ですので
 どこまで脚色されているかはわかりませんが、
 事実とは近い内容なのでしょう。

 さて、この映画の中で印象に残った言葉が
 「執念と覚悟があればなんでもできる」です。
 
 諦めずに成功するまで動き続ける──。
 これは、言葉で言うほど簡単なものではありません。

 その原動力になる「目的」が明確でなければ
 長続きしないからなのでしょう。
 
 今回の映画では「金儲け・ひと山あてる」というアメリカンドリームが
 「目的」として表現されていましたが、

 これを自身に置き換えてみると、
 (経営者であれば事業経営、幹部であれば日々の仕事など)
 我々は頑張っている先に何を得たいと思っているのでしょうか?

 手段を問わないかはさておき、
 レイ・クロック氏ほど強烈に「こうなりたい」「これを実現する」と
 自信を持って言え、実行し続ける何かを見定めているのか?

 その点を非常に考えさせられる映画でした。
 後味の良さは保証しませんが、ご興味があれば、ご覧ください。

 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
  ジョン・リー・ハンコック:監督
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 『成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝
  ――世界一、億万長者を生んだ男 マクドナルド創業者』
  レイ・クロック、ロバート・アンダーソン:共著/プレジデント社
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