経理アウトソーシングの“前”に

日付
2020/03/03
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 AI(人工知能)の発展にともない
 今後なくなるであろう職業のランキングが
 各メディアで取り上げられています。

 そこで必ず上位に食い込んでくるのが「経理」の仕事です。

 会計ソフトやコンピュータは日進月歩で進化しており、
 経理職に従事する人の数は減り続けています。

 最近、経理社員の退職を機に
 経理業務のアウトソーシングを検討する経営者の方が増えています。
 しかし、中にはアウトソーシングに不安を抱えている方も多いようです。

 そこで経理アウトソーシングにおけるメリット・デメリットを簡単にまとめ、
 アウトソーシングの“前”に必要なことをお伝えします。

■経理アウトソーシングのメリットとデメリット
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 <経理アウトソーシングのメリット>
   1)人件費を削減できる。
   2)社員がより生産性の高い業務に集中できる。
   3)経理社員の退職によって業務が滞るリスクがなくなる。

 <経理アウトソーシングのデメリット>
   1)社内に経理のノウハウが溜まらない。
     いざというときに対応できない。
   2)レスポンスにタイムラグが生じる。
   3)イレギュラーに対応できない。

■経理アウトソーシングの“前”に
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 上記のデメリットを解消するために、
 アウトソーシングの“前”に必要なことを挙げます。

 言い換えるならば、これらが整っていなければ、
 経理アウトソーシングはうまく機能しません。

 【1】財務責任者を配置すること
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 アウトソーシングにもいろいろなパターンがありますが
 「経理業務はアウトソーシングできても、財務はできない」のです。
 よって、いわゆる「社内の決裁者」としての財務責任者を配置します。

 [経理]お金の計算(集計)をして、決算書などを作成する。
 [財務]決算書などを元に資金運用を計画したり、
     取引先・金融期間と折衝を行う。

 たとえば、振り込み業務などをアウトソーシングしても、
 振り込んでよいかの決裁(判断)は必ず社内に求められますので、
 責任者(決裁者)がいなくてはいけません。

 また、財務責任者を置くことで
 『レスポンスにタイムラグが生じる』『イレギュラーに対応できない』
 といったデメリットを防ぐこともできます。

 加えて、もしアウトソーシング先を変更することになった場合、
 流れを把握している責任者がいることで、
 仕組みをゼロからスタートしなければならず、手がかかる・・・
 ということを回避できます。

 【2】経理業務のフローを明確にしておくこと
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 次のポイントは、経理業務のフローを明確かつ簡略にしておくことです。
 そもそも、フローがしっかりしていないと
 アウトソーシングすることもできませんし、
 できるとしても多額の調査費用が発生してしまいます。

 そして、フローを明確にしておくと
 「ノウハウが溜まらない」「いざというときに対応できない」という
 アウトソーシングのデメリットへの対策にもつながります。

 このようなことをアウトソーシングの“前”に整備することで、
 アウトソーシングのデメリットを解消することができます。

 まずは下記3点を実践してみてください。

  ■財務責任者を育成しておくこと(経理ではなく財務)。
  ■経理業務のフローを明確にしておくこと(ノウハウは社内で作る)。
  ■経理業務のフローを簡略にすること(ノウハウを作りやすくする)。

 近年大注目の経理アウトソーシング。
 そのメリットを得るためには、アウトソーシングの“前”に、
 まず自社内でできること、やるべきことを整えることが肝要です。