道徳と経済

日付
2020/11/10
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来年2021年のNHK大河ドラマの主人公が、
渋沢栄一氏だとニュースで知ったとき
「道徳と経済」という言葉を私は真っ先に思い浮かべました。

偶然なのか?必然なのか?……時代がそれを求めていると捉えると、
今こそ、私達は価値観を見直すことが大事なのではと考えさせられました。

今、世間ではアメリカ大統領選のニュースが飛び交っています。

選挙直前までは、バイデン氏圧勝という見方がもっぱらでしたが、
蓋をあけてみると、トランプ氏も大善戦しました。

なぜトランプ氏がここまで支持を得たのか考えると、
それは経済を潤してくれたからでしょう。
(例え、彼の言動に問題があっても……。)

日本には「武士は食わねど高楊枝」ということわざがありますが、
武士以外の人たちはそんな悠長なことは言っていられません。

今日明日を食べていくだけで精一杯生きている人に、
高い志が何の糧になるというのでしょう。
志だけで生きられる人は少ないものです。

一般の国民からすると
「失業して経済的に困っていたが、何とか就職できた。」
「収入を得ることができた。年収が増えた。」など、
何より嬉しいことでしょう。

富裕層であっても「資産(持ち株の価値など)が増えた。」など、
単純に考えてみても、経済が潤うことは
現実世界では大きなメリットであることは間違いありません。

では、経済が良ければ道徳はどうでも良いのでしょうか?
目先の利益にばかり囚われてしまうと、
大局的な観点を見失ってしまいます。

「道徳」と「経済」どちらが優先というものではありませんが、
時代背景をしっかり捉え、この先の予測から、
今どちらに舵を切るか判断すべきものであると私は考えています。

そのため、自身の物の見方、考え方の幅を広げることがいかに大事か……。
それが今、問われているのだと思います。

選球眼を鍛えるために

経営は生きたシステムであり、
企業そのものも、企業を経営していくことも、極めて複雑ですから、
単純な物の見方ではそれを捉えきることはできません。
そこで次のようなシステム的な発想がどうしても必要になります。

 一、物事の全体をつかむ

 二、色々な角度から見る

 三、部分そのものよりも、部分と部分の間の関連に着眼する。

 四、ウチとソトの関係をいつも視野に入れる

 五、表面に現れない見えざる次元を見通す      

  出所:モラロジー研究所著『モラロジー経営の指針―永続のマネジメント』
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働き方改革・AI・DX……時代はどんどん進化し続けています。

コロナ禍で社員を路頭に迷わせないように、
経営者・管理者は今こそ「選球眼」を養い
会社の未来を左右する選択をしなければなりません。