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どこも語っていない!人事評価クラウド時代4つのキーワード

2019.12.17

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 今回は、少し長くなりますが 「どの人事コンサルも語っていない大事な話」をお伝えいたします。

今回のトピックス

  • 9回裏同点、ツーアウト・ランナーなしからの2塁打
  • 「どの人事コンサルも語っていない」人事評価の自社運用コスト
  • 人事評価クラウドを選ぶ前に、ココを考えるべき!
  • 人事評価クラウド時代4つのキーワード
  • 【オープン】【スキマ時間】【フリー】【シフト】

 

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目次

9回裏同点、ツーアウト・ランナーなしからの2塁打

重要案件の大役を任され、とてつもないプレッシャー……。
期日が迫る中、フロー状態・ゾーンに入り自分を追い込む。そして、それをやり遂げた時の解放感・達成感!

人事を担当されている方々にとっては、まさに今の時期がその状態(年末調整・賞与計算)ではないでしょうか?

一方で、一時的にプレッシャーから解放されるものの、本質的な解決にはつながっておらず、厳しい状況下にあることは変わらない……。

こういった状況を
「9回裏同点、ツーアウト・ランナーなしからの2塁打」と
例えてみました。

そろそろ、そのような仕事のやり方から解放されましょう!

「どの人事コンサルも語っていない」人事評価の自社運用コスト

なぜ多くの人事では、毎年こういった状況に陥ってしまうのでしょうか?

それは「人事評価の運用コストが膨大にかかっている」と経営者・人事ともに気づきにくいからです。

「人事コンサルにお願いしていないし、全部自社内で完結しているから、コストはゼロでは?」と思われがちですが、そうではありません。

たとえば、50人の企業(うち人事担当1名・評価者8名)で試算してみましょう。

年間で、人事担当は約130時間、評価者は約270時間、社員は約500時間。

なんと、企業全体で年間900時間以上、人事評価に時間を費やしていることになります。

さらに、1時間あたりの人件費(月給・賞与・法定福利費などを時間換算)をもとにコストを試算すると、企業全体で年間約230万円もかかっていることになります。

そこで、昨今注目されているのが、人事評価クラウドです。

弊社の試算では、人事評価クラウドを導入することで人事評価にかかる人事担当の業務負担は7~8割ほど減り、運用コストが大幅に下がります。

人事評価クラウドを選ぶ前に、ココを考えるべき!

ただし“人事業務の効率化”だけならば、正直どこのサービスを選んでも同じです。

「大手で導入件数が多い。」
「新聞やwebでよく目にする会社だから……。」

それも導入理由の一つかもしれませんが、それはあくまで判断材料の1つであり“判断基準”ではないと思います。

紙やエクセルで行っていることを単にクラウド化するという観点より、解決したい課題で選ぶ方が重要だと思いませんか?

「どのサービスが良いか?」の前に「自社では何を解決したいのか、実現したいのか?」を考え、目的にあったサービスを選ぶことをおすすめします。

人事評価クラウド時代4つのキーワード│【オープン】【スキマ時間】【フリー】【シフト】

さまざまな人事評価クラウドサービスを調べても、ここまで言及している企業はないので迷いますが……コラムをお読みの方だけにお伝えします。

これからの人事評価クラウド時代のポイントは【オープン】【スキマ時間】【フリー】【シフト】です。

オープン

仕組み・結果をオープンにする。そしてなにより「評価者と社員」「社員同士」のコミュニケーションを活性化させ、オープンマインドを心掛けることです。

スキマ時間

1人1時間ずつ評価面談に割くのではなく、スマホやタブレットなどで、進捗したらコメント&アドバイス&フィードバック……とスキマ時間を活用してコミュニケーションを取り、細かくエビデンスを蓄積することで、評価には時間をかけないということです。

フリー

フリーは“解放”を意味します。コミュニケーションの活性化により社員のマインドが解放され、人事も集計業務から解放されます。

シフト

シフトは“転換”を意味します。【オープン】と【スキマ時間】が定着・機能するようになると、評価にかかる作業から解放【フリー】され、その分、組織・人材開発などの付加価値業務へシフトができます。

まとめ

今回、特に人事評価クラウドについてお伝えしましたが、伝えきれない点が多々あります。

皆様の中には人事評価クラウドの導入について現在検討中・これから検討する予定という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もっと詳しく知りたいという方はぜひ、お気軽にご相談ください。

https://note.com/nbc_cloud_ship/n/ndb64d864c1b4

 

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人事評価制度を構築・運用するうえで最も重要なことは、公平・明確な評価の“ものさし”を設定し、それを社員にしっかりと説明、理解してもらうことです。具体的な指標や基準の設定方法、上手な運用方法にご興味がある方は、ぜひご参加ください。
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この記事の著者

NBCコンサルタンツ株式会社

NBCコンサルタンツ株式会社は1986年の創業以来、会計事務所を母体とする日本最大級のコンサルティングファームとして数多くの企業を支援しております。4,290社の豊富な指導実績を持つプロの経営コンサルタント集団が、事業承継、業績改善、人材育成、人事評価制度など各分野でのノウハウをお届けします。