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二刀流の育て方

2021.09.01

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二刀流と言えば、MLBで大活躍している大谷翔平選手の顔が浮かぶのではないでしょうか。今企業でも二刀流が求められる時代になってきています。

理由は、2021年4月から同一労働・同一賃金が始まり、さらに10月からは最低賃金が引き上げられるからです。こんな時代だからこそ社員の多能工化を促しましょう

目次

二刀流の人財

二刀流と言えば、MLBで大活躍している大谷翔平選手の顔が浮かぶのではないでしょうか。

ピッチャーとしてマウンドに立てば、160km/hを超えるボールを投げ勝利を積み重ねる。バッターとしてボックスに立てば、ホームランを量産し人々を熱狂させる。

その姿は「野球の神様“ベーブ・ルース”の再来」と注目を集めています。

漫画の主人公のような活躍に胸が熱くなり、多くの人々が彼に魅了されていることでしょう。

しかし当初は、多くのファンや野球解説者が
「二刀流なんて不可能だ。」
「早い段階でどちらかに絞るべきだ。」と
話していたことを思い出します。

私は、多くの企業でも同じことが起きていると思います。

最初から一つの仕事しかできないと決めつけたり、立場を理由に一つの役割しか与えない。

例えば

  • 営業社員は、事務作業ができない。
  • 薬剤師は、接客をしなくてもいい。
  • 建設現場の職人は、営業ができなくてもいい。
  • 新人は、ベテランは……を理由に挑戦させない。

このように可能性を潰していないでしょうか。

さて、2021年4月から中小企業に適用された同一労働・同一賃金への対応に追われている経営者の方も多いでしょう。

さらに、10月からは最低賃金が順次引き上げられ、現状を維持するだけでも、大変な労力を費やすことになります。

実は、このような時こそ、二刀流人財を育てるチャンスです。

「できない・やらなくていい・やらせない」といった固定観念は捨て、社員の多能工化を促しましょう。

かつてない困難からは、かつてない革新が生まれ、
かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれます。

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